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ファイヤーキングのお話

☆★☆ ファイヤーキングのお話 ☆★☆

☆ ファイヤーキング マグって? 

まず、ファイヤーキングとは、現存するアメリカのガラス製品メーカー、アンカーホッキング社(ANCHOR HOCKING)が、1942年から1976年まで大量に製造していたガラス製品のブランド名になります。

ファイヤーキングは、そのままオーブンにかけられる耐熱性や、厚手でポッテリしたフォルムでちょっとぶつけたくらいじゃ割れない耐久性が評判を呼び、その上低価格だったこともあり、アメリカ全土で、レストランでも、一般家庭でも、そしてメーカーのノベルティグッズとしても、本当にいろんな場所でいろんな種類が作られ使われていました。

そんなファイヤーキングの中でも、とりわけマグカップは、その種類の豊富さとお手頃な価格から大人気で、シンプルな無地のマグや、様々なパターンなどををプリントしたマグ、メーカー広告をプリントしたアドマグ等、いろんなマグが大量に作られていました。

☆ ファイヤーキングマグの種類(スタイル) 

種類といっても、プリントに関しては無限のようにありますので、ここでは形のお話。代表的な形は12種類。

  • Dハンドルマグ・・・ハンドルの形が、アルファベットのDに似ていることからこの名前に。初期のDハンドルは製造によりサイズのバラつきがあります。
  • スタッキングマグ・・・その名の通りスタッキング(積み重ね)できるマグです。3段くらいに重ねて飾ってもカワイイですね。
  • スタッキングマグ ラウンドハンドル・・・スタッキングタイプのマグですが、ハンドルに特徴が。その名の通り丸型ハンドルが付いています。よく見ないと気付かないことも。
  • スタッキングマグ リブボトム・・・こちらもスタッキングですが、ボトム部分があばら骨(リブ)のようになっているのが特徴です。
  • 9オンスマグ・・・マグの容量がそのまま名前に。Dハンドルやスタッキングに比べると一回り大きいサイズです。たっぷり飲みたい方にピッタリのマグです。
  • ソーダマグ・・・別名コーラマグ!炭酸飲料を入れても飲み口が広くなっているため、泡があふれにくくなってます。スタイリッシュで人気の形です。
  • キンバリーマグ・・・デコボコのゴツゴツ感が魅力のマグ。表面がダイヤの原石に似てることから、ダイヤの原産国、南アフリカの都市キンバリーからその名が付いたと言われています。
  • コンコードマグ・・・ボトムがホタテ貝に似ていることから、別名スカロップボトムとも。コンコードとはカリフォルニア中部の都市名から。
  • バレルマグ・・・名前の通り樽の形から。サイズが大きくビールジョッキにもできそうです。たっぷり飲みたい方にピッタリなマグ。
  • キャメロットマグ・・・牧歌的で幸福な、という意味のマグ。地味で数も少ないんですが、表面のデコボコがいい味を出してます。ただし、このデコボコが欠けやすいので取り扱いは慎重に!
  • フッテッドマグ・・・背の高さからトールマグの呼び名も。数あるファイヤーキングマグの中でも、断トツの背の高さ12.7cm!足つきマグは独特のフォルムです。
  • ショートマグ・・・スープカップのようなこのマグには、いろんな形がありハンドルもそれぞれ。ポッテっとした形がかわいらしいマグです。ショートマグはほとんどが1977年以降に製造されたものです。

☆ ファイヤーキングのコンディション用語 

  • 練りムラ・・・型にガラスを流し込んだときの生地の流れたもの。
  • ホワイトスポット・・・生地の練り残しからできる白い小さな点。ほとんどのカップに多かれ少なかれあるもの。
  • ペイントロス・・・プリント部分のハガレや薄れ。プリントものにはほとんどありますが、それがいい味になっています。
  • クラック・・・ヒビ
  • チップ・・・欠け
  • ヘアライン・・・練りムラ等からくる、細く浅いラインでキズのようにも見えます。
  • フリーバイト・・・飲み口にみられるザラザラ。指でなでると分かります。
  • 劣化線・・・ハンドルつけね部分などにみられる表面上のヒビ。経年からくるもので、ご使用には特に問題はありません。

☆ ファイヤーキングを使い続けるために 

ファイヤーキングは、製造が終了してからすでに30年以上!なかには60年以上のものも。そんなヴィンテージでコレクティブルな大人気マグですが、やはり使い方に気をつけないと割れてしまうことが。。。でも、お気に入りの大事なマグだからって飾っとくだけじゃもったいないですね。やはり、ガンガン使ってこそのファイヤーキングだと思います。

その、お気に入りのファイヤーキングを長持ちさせるための注意事項は、

  1. オーブンやレンジで使うときは、キンキンに冷えた飲み物を入れない。飲み物は、常温にしてからオーブンやレンジに使うようにしましょう!急激な温度変化には敏感になってます。
  2. 洗うときには、あまりゴシゴシしない方がいいですね。でも、コーヒーを毎日飲んでると、どうしても茶しぶやシミが付いてきます。そんな時には薄めた漂白剤を使いますが、プリント面なんかにはできるだけ付かないように気をつけましょう!

以上をふまえて、ご自分のお気に入りマグと、末永くすてきな時間をお楽しみください!

☆ コンディション表記について ☆

当店では、4段階に分けた表記を行っております。

★★★★★【MINT】・・・・・・・箱入り、ラベル付きなどの未使用品。

★★★★☆【EXCELLENT】・・使用感がなく、ツヤがあり、美しい状態のもの。

★★★☆☆【VERY GOOD】・・多少の使用感や、小さなキズ等があるが気にならない程度の状態のもの。

★★☆☆☆【GOOD】・・・・・・・目立つキズや使用感があるが、使用には問題のないもの。

※ご使用のパソコン・携帯電話により、実際の商品と発色の違いが有る場合がございます。

ファイヤーキング

☆ ファイヤーキングシリーズの紹介 ☆

  • ジェダイ・ジェード
     1940年代のアメリカ製ガラス製品によく使われていた翡翠色のカラーをジェダイ及びジェードと呼んでいました。当時のオリエンタルブームにより中国でもっとも高価な宝石の翡翠の色が注目されたようです。そして現在も愛され続けているジェダイ・ジェードシリーズのファイヤーキングが誕生したんですね。
     このカラーシリーズには様々な形があり、中でも人気なのが当時のレストランで実際に使用されていたレストランウェアシリーズ。シンプルなアイテムなんですが、ガンガン使っても壊れないように厚手に作られたのが、逆にそのポッテリ感にカワイらしさを感じて人気となっています。丈夫な作りですので普段使いとしてガンガン使って欲しいシリーズですね。
     ほかには、繊細な放物線の模様が特徴的なジェーンレイシリーズや、緩やかなカーブの貝殻をモチーフにしたシェルシリーズなども人気です。このジェダイ・ジェードシリーズはたくさんの種類・シリーズが存在しますので比較的手に入りやすいファイヤーキングです。
  • カラー
     ブルー・アイボリー・ホワイト・ピンク。さらにパステルカラー・グラデーシション・色鮮やかなポップなシリーズまで、ほんとファイヤーキングのカラーは様々。同じ色だけで集めれば圧倒的なディスプレイにもなり、いろんな色を集めれば華やかに食卓を演出できます。
     その中でも人気はターコイズブルー!製造期間がたった3年間と短く生産数がほんの僅か。そんな希少性と淡いなんとも表現のしづらい優しいブルーが人気の秘密。ただしちょっといいお値段だったりします。
     ほかにはピンクシリーズやピーチラスターシリーズも人気。そのピーチラスターはとにかくハデ!ポップでサイケデリックな光沢のある鏡のような外見は好き嫌いが分かれるところ。しかし好きな人はホント好きなんですよね。
  • プリント
     ファイヤーキングをコレクションする際に、絶対欲しくなるのがこのプリントシリーズ!ほんとかわいいアイテムが多いんですよね。
     アンカーホッキングのオリジナルデザインもあれば、メジャーなキャラクターのプリントなどもあります。その中でもやはりミッキーやスヌーピーは大人気シリーズ。
     また、有名大企業の広告プリントだったり、名も知れない小さなローカル企業の広告プリントもあったりと、見ているだけでそのデザインセンスに驚き、また笑っちゃったりと、ほんと楽しいんです。広告プリントではフードチェーン物が大人気!マクドナルド・バーガーキング・バーガークイーン・A&W・スタッキーズなど。
     そんなプリントシリーズは、ほんの少量生産の物もあったりしますので、驚くほど高価なアイテムも存在します。本などで見ることができても、生涯現物を見ることができないアイテムも多数存在しますね。

ファイヤーキング Dハンドルマグ シャムロック 橙・赤

☆ 刻印の種類について ☆

1. 1942年〜40年中期 
   「FIRE-KING OVEN GLASS 」・・・ファイヤーキングブランド設立時のバックスタンプは、ブロックレターという書体で刻印されたシンプルなデザイン。わずかな期間の製造で希少なもの。

2. 1940年代  
   「OVEN Fire King GLASS 」・・・ファイヤーキングの筆記体ロゴが採用になった最初のバックススタンプ。”OVEN”と”GLASS”にファイヤーキングの文字が挟まれています。

3. 1940年代〜50年代 
   「OVEN Fire-King WARE 」・・・1940年代のバックスタンプの”GLASS”が”WARE”に変更。レストランウェアシリーズに多く見られるバックスタンプです。

4. 1950年代 
   「OVEN Fire-King WARE,MADE IN USA」・・・このバックスタンプから最下部に製造国が明記。この文字が刻印されていれば50年代以降、なければ40年代の製造。

5. 1960年代中期   
   「ANCHOR HOCKING,アンカーマーク,FIRE-KING WARE,MADE IN USA」・・・”OVEN”文字が消え、アンカーホッキング文字とイカリマーク(錨)が入りました。

6. 1960年代〜76年頃 
   「ANCHOR HOCKING,アンカーマーク,FIRE-KING,OVEN-PROOF,MADE IN USA 」・・・”OVEN-PROOF”(耐熱)文字が追加。電子レンジが普及し始めた当時のアピールポイントだったよう。

7. 1970年代後半〜80年代前半 
   「OVEN-PROOF,アンカーマーク、MADE IN USA」・・・刻印からファイヤーキング文字が消えました。この後1984年まで製造されました。

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